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イヌやネコたちと共に暮らす人々と100CLUBとの日々


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フード開発の落し穴

「馬肉のRAW FOOD」を世に出してから、各種サプリメント、馬、鹿、猪の缶詰等、様々なオリジナル商品を手掛けてきた。

今回も、鰯、鯖、秋刀魚を丸ごとレトルトパックにした魚シリーズを作った。

つまり、100CLUBの各アイテムは、そのほとんどがオリジナル商品だ。


このような体験を通じて、フードの開発において陥りやすい盲点のあることを知った。

その盲点というのは、例えばレトルトだとすると、必要とするすべての栄養価をそこに収めてしまおうと考えてしまうところだ。


冷凍馬肉でも、赤身肉、内蔵各種、野菜成分、骨などをすべて混ぜ合わせミンチにして成型した商品もある。

このようなスペックも、そのほとんどが、かつて私がやってみたことで、いろいろなところで、今や冷凍馬肉の代表的な商品となっている。

いわゆるオール・イン・ワンということだが、このようなことが良いのか悪いのかというつもりはない。

しかしこのような方法は、給餌の手間を最小限にするべきだという点において、市販のペットフードと軌を一にする。

フード開発の落し穴_d0290407_19321031.jpg

今回の「百鯖」にも「ヴェジタブルズ」を配合した
アルギニンと坑酸化作用を特化させたいと考えたからで、これで完全栄養食と言って良いフードが出来上がったと思い込んでいたのだ。


つまり栄養価が満点であることを最優先し、あたかもそれがすべてであるかのような錯覚をもってしまう。それは、いわゆる市販されているペットフードが、総合栄養食と謳っていることに、いつの間にかかぶれてしまっていたのかも知れない。


このことで、ないがしろにされるのは、犬や猫たちの嗜好であり、まるでそのことを無視してしまっていることに気が付いた。


ペットフードでは、嗜好を向上させるために専門の業者があって、どんな味付けにすれば犬や猫たちが喜んで食べてくれるかを目的に、あの手この手で嗜好料を開発している。フードを出したら犬や猫たちがそっぽを向いてしまったのではそのペットフードは売れるはずがないのだから、ペットフードにおける嗜好料は重要な存在なのだ。

しかし、それが何で出来ているのかは誰も知り得ない。


100CLUBの魚シリーズの第一回は「百鯖」から始まった。

ここには先に書いたとおり「ヴェジタブルズ」をしっかり配合した。それが良かったのか悪かったのか、少なくとも私は良かれと思ったのだが、第二回の「百鰯」からは「ヴェジタブルズ」を配合しないで、「鰯」のみで製造してみることにした。


「ヴェジタブルズ」を配合したほうが良いのか悪いのか、もう私には分からないので、お客様のご意見を伺うより仕方ない。

また、「ヴェジタブルズ」を配合しなければ、味付けこそしてはいないが、文字通り酒の肴としても結構いけるはずだ。犬や猫たちと、毎晩同じ魚で晩飯という、まるで夢のような世界が実現するかも知れない。


# by threewedge | 2015-06-19 19:00

魚シリーズ 発売記念キャンペーンのお知らせ

第一回は「百鯖」です。


原材料名: さば(国産) 海藻粉(ノルウェー産) 緑茶粉(国産)

内容量:   200g

栄養分析表(100g当たり)

熱量 191、9Kcal 水分 63、1g 灰分 2、0g たんぱく質20、1g 脂質11、6g 

炭水化物 2、9g ナトリウム133、2mg 食塩相当量 0、4g


百鰯」「百秋刀魚」は順次発売いたします。

魚シリーズ 発売記念キャンペーンのお知らせ_d0290407_16114303.jpg

キャンペーン価格のお知らせ

1パック 200g             ¥320円

1ケース 30パック入り      ¥9,200円

お電話・メール・FAX・ショップでの販売となります。



# by threewedge | 2015-06-15 20:19

食餌の王道を極めた

水族館にとって、イルカショーは欠かすことの出来ない見せ場だったのだが、和歌山県太地町の追い込み漁で捕獲したイルカは使えなくなった。

繁殖したイルカはOKなのだが、この繁殖も簡単ではないそうだ。

水族館では、イルカショーを断念するか、繁殖にトライするのか、協会を脱退してあくまでも太地町からの調達を続けるのか、大混乱に陥っている模様だ。


このブログでも、水族館話やイルカ話は何回か書いたと思うのだが、とりわけ海に住む哺乳動物には興味がつきない。

一時は、海から上陸したこれらの哺乳動物は、犬や猫に進化せずに、また海に帰っていったのだ。

それでも、その食性は犬や猫たちとまったく変わらない。


イルカショーを見ていれば分かるように、イルカたちの食餌は鰯や鯖っ子などをまるごとで、その食餌につられていろんな芸を仕込まれる。

イルカの食餌は小魚のみで、不足なところはサプリメントするという考え方は、動物園と変わりなく、出来るだけシンプルに、自然の食性に則って給餌することがイルカの健康法なのだ。

食餌の王道を極めた_d0290407_19162337.jpg
この一年間、日本中の水産業界をしらみつぶしに当たって、犬や猫たちにふさわしい魚を探し続けてきた。

魚を探すだけでなく、それを万全な加工をして商品にしなければならない。またもや馬肉のときと同様、ぺットフードをやるわけにはいかないと、にべもなく断られ続けた。


そしてようやく石巻のY社に引き受けてもらった。

また、私は東北に縁を持つことになった。

この仕事が、復興支援の一助になるのかどうか、そんなに立派なことを考えている分けではないのだが、これまで何回もこの地を訪れ、何か出来ることはないのだろうかという思いと、振り返れば己の微力に愛想を付かしたことさえある。


Y
社の社員さんからも犠牲者が出てしまったと聞いた。

私の70年を振り返ってみても、2011年3月11日の出来事は最大級の衝撃であった。

現地に行ってみれば、いったい何処が復興したのだというくらい、その爪あとは生々しく、なお人々の心には消しがたい傷を深く残したままである。


ここに完成した「百鰯」「百鯖」「百秋刀魚」は、ある意味で、復興事業の只中から生まれた新商品であるとも言える。

しかも、これからの犬や猫たちの食餌にとって王道をいく商品であると自負している。

どうか、多くの愛犬、愛猫家の皆様のご愛顧をいただきたいと念じて止まない。


# by threewedge | 2015-06-12 16:22

犬や猫たちのアイデンティティ

お米や小麦、そして穀物や野菜など、人間にとって最も大切な食糧を盗む動物を捕殺し捕食して人間を守る。

犬や猫たちは、本来、人間の生活にとってきわめて重要な役割を果たしてきた。

どうしてそのような役割りを完璧にこなしてきたのかというと、お米や小麦、そして穀物や野菜などが、犬や猫たちにとって必要な食べ物ではなかったからに他ならない。


私たち現代人が、犬や猫たちを愛して止まないのは、大昔から彼らに助けてもらった大恩があり、その恩返しをしなければならないとの遺伝子が、私たちに組み込まれているのではないか。

私はそう思っている。


10日ほど前、仙台から石巻に至る仙石線が、震災後ようやく全線復旧した。

仙台からこの仙石線に乗ってまもなく多賀城駅に着く。この多賀城市も震災では大きな被害にあった。

以前書いていたコラム「縄文の犬」は、この多賀城市にある「東北歴史博物館」に行ったときのことを書いた。

博物館には、犬を手厚く埋葬したことを示す縄文時代(約1万年前)の犬のお墓が発掘され展示されている。

このように、私たち人間と犬や猫たちは1万年も前から持ちつ持たれつの関係が続いているのだ。

犬や猫たちのアイデンティティ_d0290407_16541039.jpg


話しは最初に戻るのだが、犬や猫たちは、肉食なのか雑食なのかという情報がWEB上に溢れ返っているのだが、そのアイデンティティーをたどってみれば、もし肉食でなかったとしたら、盗人を内部に入れてしまっているのと同じで、とても人間の食糧の番人になどなれる訳がない。


「馬肉のRAW FOOD」でも「百魚」シリーズでも、犬や猫たちの完全食である。

加えるべきものは何もない。

もし加える必要があるとすれば、それは食材でなくサプリメントを用いるほうが賢明な選択だと考える。

食材を増やすことのリスクは計り知れないのだから。


# by threewedge | 2015-06-10 16:43

三陸の天恵、青魚

「鰯」「鯖」「秋刀魚」を丸ごとレトルトパウチに収める。

無論、無添加、無加水なのだが、栄養価をより特化させること、そして坑酸化作用を期待して「ヴェジタブルズ」は加えることにした。


魚は頭から骨から尻尾、はらわたまで、すべて一匹丸ごと使用する理由は、一生命を丸ごと与えることでアミノ酸スコアは100になるし、ビタミン、ミネラル成分を始め、犬や猫たちが必要とする栄養価はすべて賄えることになる。

必要な成分がすべて揃ったのだから、それ以外の食材は何も加えることはない。


犬や猫の食餌で陥りやすい過ちは、彼らを愛する余り、もっと元気になって欲しい、もっと毛艶を良くしたい。

もっと、もっとと効き目のありそうな食材を増やしていくパターンと、いろいろな情報を受け止めて、あれもこれも少しずつ選んで与えるパターンとがある。

そのいずれのパターンも、犬や猫の健康には大きな障害になってしまう。


三陸の天恵、青魚_d0290407_17055564.jpg

この三陸の青魚3種を丸ごと使った商品名は「百鰯」「百鯖」「百秋刀魚」とネーミングした。
このアイテムは馬肉でご迷惑をお掛けしていることがきっかけで生まれた商品ではあるのだが、それはあくまでもきっかけであって、犬や猫たちの主食として、馬肉では出来ないメリットが多くあって、むしろ馬肉を凌駕する商品として誕生することになったのではないかと思っている。


そのメリットは以下の通りである。

馬では完全に丸ごとにはならなかったが青魚では100%丸ごとであること。
・したがって、カルシウムを筆頭にサプリメントも基本的には不必要になること。
・しそ油、亜麻仁油などを与え、DHAEPAという不飽和脂肪酸を与える必要もないこと。
・このことは、特に皮膚に疾患を持った子たちには天の恵みとも言える。
・冷凍品の扱いからの開放と非常時にも対応できること。


以上のようなメリットについて考えてみれば、完全栄養食と言って過言ではない商品が完成したと思っている。

また、「馬肉のRAW FOOD」に比べてのデメリットについては、文字通り「RAW FOOD

ではないため食物酵素はゼロになってしまうことだ。


この点においては「100%SUPLI/天然酵母・こうじ菌」を加えることによって解消できる。

「100%SUPLI/天然酵母・こうじ菌」は、活性酵母であること、つまり生きた酵母菌であり、そこいらにある死活した酵母、例えばビール酵母などとは違った乳酸菌も充分含有する逸品なのである。


また、違った即面からのメリットを挙げるならば、100g当たりのカロリーが馬肉のおよそ2倍になることだ。

加えて1Kg当たりの価格も20%前後、馬肉より安価になる。

このことは、犬や猫たちの食餌コストがおおよそ半分で済むことにつながる。


商人の端くれでありながら、このような結果になってしまったことは商人として失格だと言わねばならないかも知れない。


# by threewedge | 2015-06-08 16:59